Klassische Philharmonie Kansai

「オーケストラ楽曲の原点である古典期の作品を重点とし音楽を深く追求し、お客様に楽しんでいただく演奏を目指すことは勿論、演奏者自身が楽しみ演奏をする」をコンセプトとするオーケストラ。オーボエ奏者・藤井貴宏の呼びかけに近藤緑（元大阪フィルハーモニー交響楽団）、森田玲子（コレギウム・ムジクム大阪コンサートミストレス）の両女史が賛同、関西、四国などからコンセプトに共感したアマチュアメンバーによって2022年結成、第一回演奏会を2022 年 8 月姫路で行う。

About Us

藤井貴宏/Takahiro Fujii
1980 年鎌倉に生まれ、その後高校時代まで長野で育つ。6 歳から合唱、1 3 歳からオーボエを始める。須坂高等学校卒業、東京藝術大学音楽学部器楽科オーボエ専攻卒業。オーボエを和久井仁、小畑善昭、松山敦子、小林裕の各氏に、またバロックオーボエを三宮正満、尾崎温子の各氏に、指揮を村方千之氏に師事。ジョルジ・エネスコフィルハーモニー交響楽団（ルーマニア）に招かれ同地にて協奏曲を共演。大学在学中から東京フィルハーモニー交響楽団ほか、群響、京響、大フィル等に客演首席として招かれた。バンドネオン奏者の小松亮太氏率いるオルケスタティピカにてソリストとして、バッハコレギウムジャパンの定期演奏会および録音プロジェクトに参加する他、東京佼成ウインドオーケストラのアジア・ヨーロッパ公演にソロ・イングリッシュホルン奏者として参加、定期演奏会を中心に定期的に参加するなど幅広い活動を展開する。兵庫芸術文化センター管弦楽団オーボエ奏者を務め、定期演奏会ではソリストとして協奏曲を演奏、室内楽では T.コープマン、M.トルコビッチ、安永徹、工藤重典、H.シェレンベルガー氏等と共演。また自主企画「スウィートクラシック（Sweet Classic)」をたちあげこれまでに全国各地で演奏会を開催、2011 年にはピアニストの M.ファイト氏と第 10 回の記念リサイタルツアーを開催し好評を博した。`09 年 H.シェレンベルガー氏の招きで渡独、氏の下で研鑽を積む。室内楽を中心にユーディッシュチェンバーオーケストラミュンヘン、エルサレム交響楽団（イスラエル）、またチロル音楽祭やバチカン国際音楽祭等に参加するなど各地で展開。日本ではアマチュア演奏家との共演も積極的に行い Klassische Philharmonie Kansai、Musikkapell Nagano を主宰。ドレスデンバッハゾリステン、アンサンブル・ハンスベルガ―のメンバー。ドイツバイエルン州オーバーアウドルフ在住。　
藤井貴宏オフィシャルホームページ/TAKAHIRO FUJII -OFFICIAL WEB SITE- (takahirofujii-oboe.com) image and clicking Change Image.

近藤緑/Midori Kondo

京都市立堀川高校音楽科、相愛女子大学音楽学部器楽科を卒業。卒業後大阪フィルハーモニー交響楽団にヴァイオリン奏者として入団、４２年間勤めあげた。第九演奏は500回を数えるほか、室内楽において大阪文化祭賞受賞。バイオリンを東儀祐二、鷲見三郎、室内楽を斉藤秀雄、藤原真理、パラシユケボフ、指導法を若林暢、各氏に師事。オーケストラ卒団後門下生中心にブレスシンフォニーオーケストラを立ち上げ、その指導にあたっている。弦トレーナーとしては、尼崎交響楽団、西宮交響楽団、関西大学OB、甲南OB、などの指導。教え子たちのプロ活動がめざましく、ハンブルクシンフォニー、ゲヴァントハウス、NHK交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー等で活躍している。

森田玲子/Reiko Morita

相愛女子大学（現相愛大学）卒業、同研究科修了。第26回学生音楽コンクール西日本大会第1位。関西フィルハーモニー管弦楽団等とコンチェルトを多数協演。1983年渡欧、オーストリア各地のシュロスコンサートに出演し絶賛される。2004〜2009年に年4回“REIKO EVERY MOZART”、2011年のバースデイリサイタルをきっかけに毎年、大阪、東京でのリサイタルや、室内楽コンサート等開催。

相愛フィルハーモニア、シンフォニア・コレギウムOSAKA コンサートミストレスとして積極的な演奏活動の傍ら、京都薬科大学交響楽団トレーナー、千里フィルハーモニア・大阪の団長兼コンサートミストレスなどトレーナーとしても活躍中。2021年度吹田文化功労者表彰を授賞。相愛大学、相愛高校、大阪府立夕陽丘高校音楽科非常勤講師、相愛ジュニアオーケストラ長。